モデル販売事例

「検疫受検円滑化モデル」構築のために行った、
モデル販売の代表的な事例をご紹介します。

シンガポール向け牛肉

モデル販売 実施内容

産地・品目 岐阜県 飛騨牛
販売内容 JSTOやJNTO(日本政府観光局)のホームページで、日本で簡易証明書付の
お土産牛肉を販売する権利を持つ販売箇所をPR
実施スケジュール 2016年12月～2017年2月
輸出条件

シンガポール向け畜産物の輸出条件（携帯品）

  • 一人当たり5kg 以内であること（牛肉、牛肉製品、豚肉、豚肉製品等）
  • 一人当たり 30 個以内であること。（日本産*1 鶏卵:殻付きの生卵に限る）
  • 個人消費用であること
  • 日本国内で市販されている製品であること
  • 日本産*2の牛又は豚由来であること（製品に「国産」と表示があっても外国産の食肉を使用している場合は輸出できません。）
  • *1 鳥インフルエンザなどの疾病が発生した場合は、国外への持ち出しが停止されます。また、鳥インフルエンザの発生により一部輸出できない地域があります。
  • *2 東京電力福島第一原子力発電所事故に伴いシンガポールが日本からの食品の輸入を制限している地域があります。
    参照：農林水産省 動物検疫所ホームページ
  • ※ 2016年1月15日より、5kg以内かつ個人消費用であって、あらかじめ簡易証明書が添付されている牛肉、豚肉等については、空港売店等で購入後、日本の空港等に所在する動物検疫所における検疫手続きなく、そのままシンガポールに持ち込むことが可能となりました。また、日本国内で市販されている牛肉、豚肉等についても、表示等で日本産であることが確認できる場合には、空港等に所在する動物検疫所において簡易証明書の交付を受けることにより、携帯品としてシンガポールに持ち込むことが可能となりました。
    参照：シンガポール向け牛肉、豚肉等の携帯品（おみやげ等）輸出について

モデル販売の流れ

モデル販売のイメージ

モデル販売の様子

  • キャンペーンサイトに
    よる認知拡大

  • 購入者への
    ノベルティプレゼント

香港向け牛肉

モデル販売 実施内容

産地・品目 岐阜県 飛騨牛
販売内容 旅行者の訪日前に海外旅行会社経由で、お土産販売の PR
および購入者情報の取得
実施スケジュール 2016年1月〜2月
輸出条件

香港向け日本産牛肉の輸出条件（携帯品）

  • 個人消費又は贈答用であること。
  • 重量制限は15kg
  • 日本政府発行の衛生証明書*1を添付すること。
  • *1 食肉衛生証明書（原本）及び輸出検疫証明書（原本）
    参照：Inport and Export(General) Regulations Cap.60A,Regulation 6

対香港輸出食肉取扱施設

モデル販売の流れ

モデル販売のイメージ

モデル販売の様子

  • 食肉衛生証明書（左）
    輸出検疫証明書（右）

  • 保冷剤製品名：
    クールランナーC-200 200g×2
    （製造元：クールランナーカンパニー）

  • 保冷バッグのサイズ（横30cm）

  • 発砲スチロール箱のサイズ
    （横43cm、幅31cm、高さ19cm）

  • 香港到着時の
    ターンテーブルの様子

  • 香港到着時の牛肉の状態

米国向け牛肉

モデル販売 実施内容

産地・品目 岐阜県 飛騨牛
販売内容
①団体旅行者向け 旅行会社が取扱う米国からの訪日外国人ツアー客に、
パンフレットによる販売を実施
②個人旅行者向け 岐阜県高山市の飛騨牛レストランにて、来店する米国からの外国人旅行者にパンフレットによる販売を実施
実施スケジュール 2017年9月〜2018年3月
輸出条件

米国向け牛肉の輸出条件（携帯品）

  • 日本国内で販売されていること。
  • 個人消費用であり、一人当たり50ポンド（約22.6Kg）以下であること。
  • 「対米輸出食肉を取り扱うと畜場等の認定要綱」に基づき、
    対米輸出食肉取扱施設で生産されたものであること。
  • ※2017年11月7日の輸出検疫証明書様式の改正により、50ポンド（約22.6kg）以内かつ個人消費用であって、あらかじめ輸出検疫証明書が添付されている牛肉については、産地の直売所や空港売店等で購入後、日本の空港等に所在する動物検疫所における検疫手続きを経ずに、そのまま米国に持ち込むことが可能となりました。
  • ※参照：農林水産省プレスリリース

対米輸出食肉取扱施設

モデル販売の流れ

モデル販売のイメージ

モデル販売実施の様子

  • 真空パック後の牛肉

  • JSTO訪日外国人旅行者向け
    WEBサイト（英語）での記事掲載

  • 羽田空港での検査受検

  • 梱包材と保冷剤
    （横34cm、幅25cm、高さ18cm）

  • 米国到着12時間後の
    牛肉の状態